
【2023年・最新】サチュレーターのおすすめプラグイン、この7選。
最終更新日:2023/03/11
現代のミックスに必要不可欠なサチュレーションプラグイン。
今回は真空管・コンソール・テープなどアナログ機材のエミュレートなど、サチュレーションプラグインのおすすめを7つご紹介します。
今回の方法はこんな感じ
今回はサチュレーションプラグインを下記2タイプに分類。
・1つの機材やジャンルに特化したプラグイン
・様々な機材のエミュレーションが複合したプラグイン
2つのタイプに分けてそれぞれ見ていきましょう!
特化型サチュレーションプラグインのおすすめ4選
特化型として、今回紹介するおすすめは下記の通り。
・真空管アンプ
・アナログコンソール卓
・リールテープ
・カセットテープ
早速みていきましょう。
真空管アンプの温かみに特化 | Radiator

個人的に使用頻度が一番高いサチュレーションプラグインRadiator。
60年代の真空管アンプを再現したRadiatorは、倍音だけを加える軽い使い方〜荒い歪みまで幅広く使用可能。
セットのLittle Radiatorには、特徴的なサチュレーションがあり、スネアや金物に特有の質感をつけるのに最適。
Dirty projectorsのエンジニアなどプロも愛用しており、真空管の温かみが欲しい場合に間違いないプラグインです。
Radiatorの詳細はこちらSSLコンソールのエミュレーション | SSL Native X-Saturator

コンソールといえばSSL、そしてSSLが開発したサチュレーションプラグインがSSL Native X-Saturatorです。
アナログ・ディストーション回路をエミュレーションしたSSL Native X-Saturatoは、ボーカルの抜けをよくしたり、ドラムに特有のテクスチャを加えるのに最適。
バルブとトランジスタ2種類のサチュレーションをブレンドできて、特徴的なざらつきのある歪みを作ることが可能です。
SSL Native X-Saturatorの詳細はこちら4種類のカセットテープ | Cassette

カセットテープ特有の音とサチュレーションならCassetteがおすすめ。
4種類のカセットテープと3つの再生デッキのエミュレーションに加え、繰り返しダビングした時の歪みをシミュレーションできる他、FlutterやWowなどもかなり細かい設定が可能。
Cassetteのように強いキャラクターのサチュレーションプラグインなら、ヴィンテージサンプラーをエミュレートしたSamplerX V3もおすすめです。
人気のリールテープエミュレーション | Tape

Plugin boutiqueのテープエミュレーション部門で一番人気のプラグインTape。
Tapeは3種類のリールテープをエミュレート。テープ特有の温かみのあるサチュレーションが得られます。
StokesやSmashing pumpkins のエンジニアがデザインしたプリセットが収録されているので、気になる方はぜひデモ版で試してみましょう。
Tapeの詳細はこちら複合型サチュレーションプラグインのおすすめ3選
複数のエミュレートを併せ持つ複合型のサチュレーションプラグインは、サチュレーションプラグインの種類を知るのにもおすすめ。
特化型に比べて音色の幅が広いため、音作りにも活用しやすい複合型のサチュレーションプラグイン。早速みていきましょう。
5種類のアナログサチュレーションモデル | Decapitator

5種類のアナログエミュレーションを収録したプラグインDecapitator。
真空管に特化したRadiatorと同じプラグインメーカーSoundtoysの人気サチュレーションプラグインです。
5つのモデルはそれぞれヴィンテージのリールテープ、コンソール、真空管アンプ/ディストーションを忠実に再現しています。
軽めから激しめまでの幅広いサチュレーションに加え、荒い歪みを生み出すPUNISHボタンも搭載。
初めてのサチュレーションプラグインにもおすすめの1台。
Decapitatorの詳細はこちらアナログの質感をデジタルで使いやすく | Harmonics

Decapitator同様に5種類のサチュレーションタイプを収録したプラグインHarmonics。
Decapitatorがヴィンテージ機材の忠実なエミュレートなのに対し、Harmonicsはアナログ機材を再現しつつも歪みによるアタック感の減衰を抑えたプラグイン。
ハイパスローパスフィルターも3つのカーブから選べたり、サチュレーターの前後どちらに置くか決められるなど、細かい気配りの効いた実用的なプラグインです。
Harmonicsの詳細はこちらアナログからデジタルまで幅広く | RC-20 Retro Color

音を汚してデジタル感を薄めるならRC-20 Retro Colorが便利。
サチュレーションはもちろん、ノイズやフラッターなど6つのパッチを組み合わせてアナログ感を生み出すことができます。
おすすめのビットクラッシャーとしても紹介した守備範囲の広いプラグイン。
VHSやレコードなどのプリセットも豊富で、Lofiトラックとの相性も抜群。
音作り用として活躍間違い無しのサチュレーションプラグインです。
RC-20 Retro Colorの詳細はこちらそもそもサチュレーションプラグインって?
隠し味として、現代のミックスでほぼ必ず使われているサチュレーションプラグイン。
サチュレーションプラグインとは、トラックにアナログ感を与えるプラグインのこと。
サチュレーションプラグインを使うことで、真空管アンプやアナログ卓などに通した時の独特の温かみ(とその歪み)を作ることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
音作りからミックスまで幅広く使われるDTMer必携のサチュレーションプラグイン。
好みや用途に合わせて、最適のプラグインをゲットしてみてください。
サチュレーションは繊細なので、無料のデモ版でとにかく使い比べるのがおすすめです。
特化型のサチュレーター
Radiatorの無料デモ版
SSL Native X-Saturatorの無料デモ版
Cassetteの無料デモ版
Tapeの無料デモ版
複合型のサチュレーター
Decapitatorの無料デモ版
Harmonicsの無料デモ版
RC-20 Retro Colorの無料デモ版
それではまた次回!