【空気感】ボーカルに存在感が欲しい!AudioThingのエンハンサー・Type A

【空気感】ボーカルに存在感が欲しい!AudioThingのエンハンサー・Type A

最終更新日:2023/02/09

ボーカルやアコギには、エンハンサーで空気感を加えましょう。

今回は、エンハンサーとは?の解説と、おすすめのヴィンテージエンハンサープラグインType Aをご紹介します。

早速みていきましょう!

エンハンサー(Enhancer)とは?

エンハンサー(Enhancer)とは、主に高音域に倍音を付加するプラグインの総称です。

倍音を付加することで、音抜けが良くなる空気感を演出できるといったメリットがあります。

倍音を付加して音抜けを良くする部分は、サチュレーターと同じですね。

またエンハンサーには音域別にボリュームなどを調節できるプラグインもあるため、EQの仲間として説明されることもあります。

空気感を加えるのに最適なType Aとは?

Type AAudioThingが開発したヴィンテージエンハンサープラグインです。

60年代のテープエンコーダーをエミュレートしたType Aは、トラックに存在感と自然な空気感を付加することができます。

ちなみにオリジナルのテープエンコーダーは、ノイズリダクション用に開発されたそう。

テープ録音時に高音域を強調

②テープ再生時にノイズと高音域をまとめて抑える

といった処理でノイズ除去をしており、Type Aでは①だけをエミュレートしてエンハンサーとして使用できる形にしてあります。

AudioThingのTypeA商品ページ

Type Aの特徴

Type A4つ音域のON/OFFを切り替えられるスイッチ、各音域のボリュームを調整できるノブがついています。

4つのバンドは独立してコンプで圧縮したものをミックス。それぞれに存在感があります。

DRY音をミュートして、強調した中〜高音域のみ出力もできるDirectスイッチ。ミックス処理の幅も広がります。

ボーカルやアコギなどに使って、空気感と奥行きを手に入れましょう。

Type Aの購入/ダウンロードはこちら

Type A 購入・デモ版ダウンロード

Type Aの動作環境

Windows

  • Windows 7, 8, 10
  • 2GHz CPU, 4 GB RAM
  • VST2, VST3, AAX, CLAP (64-bit)

Mac

  • OS X 10.9 – macOS 12 Monterey
  • 2GHz CPU, 4 GB RAM
  • VST2, VST3, AU, AAX, CLAP (64-bit)
  • Universal 2 Binary

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記事を書いた人

南家 快星Kaisei Nanke

DTM歴16年。 絵と音楽を作りつつ、WEBデザインの仕事を掛け持つフリーランスクリエイター。

東京とパリでグラフィック/web/インテリアデザイナーを経験後、2020年からイラスト・絵画の販売を開始。
2021年度国連世界人口白書をはじめ、L'occitane、メルカリなどのサービスに挿絵やイラストを提供。作品はこちら

2022年にKuai Tapesを結成し、1st EP『Can't swim so I stay』を配信スタート。

Making & Howto videos On Instagram メイキングビデオをインスタに掲載中

kuai_xingのインスタ @kuai_tapes